2005年 09月 16日
食べ物の性状と歯科衛生 |
さて、歯科衛生とフードの話。
<要点>
食べ物の性状は、歯の健康状態に影響します。
フードメーカも歯周病への取り組みを始めています。
[食べ物の性状と歯科衛生]
食べ物と歯の健康は、人間の場合と一緒。
やわらかくて歯に付着しやすいものばかりたべていれば、歯垢もつきやすくなるし、歯に汚れもたまりやすくなります。硬いものはよくかんで、あごの発達のためにもいいし、歯に対して研磨作用がうまれます。
猫の歯の使い方は・・・
前歯でくいちぎる
犬歯、切歯をはさみのように使い、肉を切る
が、中心。人間のように、奥歯ですりつぶす、という働きはほとんど使いません。
でも、硬いもの、噛み切りにくいものを食べるときは奥歯のほうへ食べ物が回るため、結果として奥歯に刺激を与えることができます。逆にすぐに飲み込めるようなもの、やわらかいもののときは、奥歯を使わないので、虫歯ができやすくなります。
また、よくかむことで、脳の働きに影響するのは人間と一緒だそうです。また、唾液がよく分泌されて、のみこみやすくなったり、胃のはたらきが活発になったりと、複合的にいいことがあります。
キャットフードはどちらかというと小粒であることが多いですが、本来は程よい大きさのほうが歯科衛生的にはよさそうです。
[ペットフードと歯周病予防]
ペットフードメーカーでも、フードで歯周病を予防する、という取り組みをしています。
たとえば、フードをコーティングしてあることで、かんだときの砕ける刺激で歯磨き効果があったり、フードが多層構造になってることで、歯がフードに食い込みやすくなっていて歯磨きできたり・・・米国の獣医口腔衛生委員会(VOHC)という委員会では、市場の製品が歯石・歯垢をコントロールする効果があるかどうかを審査しています。
もちろん、こういった効果は副次的なものなので、歯磨き、しなくちゃですね^^;
<要点>
食べ物の性状は、歯の健康状態に影響します。
フードメーカも歯周病への取り組みを始めています。
[食べ物の性状と歯科衛生]
食べ物と歯の健康は、人間の場合と一緒。
やわらかくて歯に付着しやすいものばかりたべていれば、歯垢もつきやすくなるし、歯に汚れもたまりやすくなります。硬いものはよくかんで、あごの発達のためにもいいし、歯に対して研磨作用がうまれます。
猫の歯の使い方は・・・
前歯でくいちぎる
犬歯、切歯をはさみのように使い、肉を切る
が、中心。人間のように、奥歯ですりつぶす、という働きはほとんど使いません。
でも、硬いもの、噛み切りにくいものを食べるときは奥歯のほうへ食べ物が回るため、結果として奥歯に刺激を与えることができます。逆にすぐに飲み込めるようなもの、やわらかいもののときは、奥歯を使わないので、虫歯ができやすくなります。
また、よくかむことで、脳の働きに影響するのは人間と一緒だそうです。また、唾液がよく分泌されて、のみこみやすくなったり、胃のはたらきが活発になったりと、複合的にいいことがあります。
キャットフードはどちらかというと小粒であることが多いですが、本来は程よい大きさのほうが歯科衛生的にはよさそうです。
[ペットフードと歯周病予防]
ペットフードメーカーでも、フードで歯周病を予防する、という取り組みをしています。
たとえば、フードをコーティングしてあることで、かんだときの砕ける刺激で歯磨き効果があったり、フードが多層構造になってることで、歯がフードに食い込みやすくなっていて歯磨きできたり・・・米国の獣医口腔衛生委員会(VOHC)という委員会では、市場の製品が歯石・歯垢をコントロールする効果があるかどうかを審査しています。
もちろん、こういった効果は副次的なものなので、歯磨き、しなくちゃですね^^;
■
[PR]
by kanon_neko
| 2005-09-16 21:51
| ┣知識・栄養学