2005年 09月 21日
動物とともに暮らす、ということ。 |
先週末(9/17,18)に、「動物との暮らし」を考えるフォーラム へ行ってきました。
日本臨床獣医学学会が主催しているだけあって、医療情報、それからペットに関する一般的な知識、と、なかなか良質の講演を聴くことができ、充実した2日間でした。
臨床知識、災害時のペットの避難について、それからツシマヤマネコの保護のことなど、本当にたくさんの講演を聴いたのですが、その中でも特に印象に残ったのが、公開シンポジウムでした。
取り上げたテーマは「すこやかに、共に生きる ~伴侶動物との絆が生活を変える~」。基調講演が2つとパネルディスカッションという構成でした。そのうちの1つの講演は、元 上野動物園園長だった方の話で、「私たちはなぜ動物と暮らすのか」というもの。ものすご~くはしょって、ギュッと縮めてようやくしてみるとこんなかんじ。
動物は一生の間に、自分の敵、共生仲間など、たくさんの種の動物を見てすごす。もともと人間もたくさんの種の動物に囲まれ暮らしてきた。しかし人間は狩猟をし、牧畜をしていく過程で、コレクター(ハンター)からプロデューサー(牧畜・農耕)へ変化し、さらには自然を征服しようとしてきた。そして人間の周りには動物はいなくなった。
動物は他の動物がいて、自分というものを認知できるのではないか。人間がペットを飼うと、癒しとかいろいろな効果がいわれるけれども、本当はペットを通じて自分の姿を確認しているのではないか。
そして2つ目の講演は、「伴侶動物のウェルネスのために」というテーマ。人間とコンパニオンアニマルとの間の絆のことを「ヒューマン アニマル ボンド(HAB)」というのだそうです。主にペットの健康を獣医としてどう考えるのか、というお話でしたが、ペットが健康に生きていくために必要なのはいわゆる「医療」だけではない。どんな環境があって、私たちはどう、一緒に暮らしていくのがいいのか。社会として共生していけばいいのか、というお話でした。
うまく伝わらないのですが・・・
動物と一緒に暮らしていることが、人間にとってどれだけ大切な役割をしているのか、私たちは動物に「与えている」と思っていることが多いけれども、本当は知らないうちにたくさんの何か(something)を与えてもらっていること、そんなことを思う講演でした。
かのんと暮らし始めてはや2年。最初は絆すら築けなくて、かのんにきらわれちゃったりもして、落ち込んだこともありましたが・・・おかげさまで今は仲良しです。そして、かのんのいない生活なんて考えられません。やっぱり、私も、見えない何かかもしれないけど、たくさんのものを日々かのんからもらっているのですね。大切なパートナーとして、そんなかのんのことを裏切ることのないよう、大切な日々をすごしていきたいと思います。
日本臨床獣医学学会が主催しているだけあって、医療情報、それからペットに関する一般的な知識、と、なかなか良質の講演を聴くことができ、充実した2日間でした。
臨床知識、災害時のペットの避難について、それからツシマヤマネコの保護のことなど、本当にたくさんの講演を聴いたのですが、その中でも特に印象に残ったのが、公開シンポジウムでした。
取り上げたテーマは「すこやかに、共に生きる ~伴侶動物との絆が生活を変える~」。基調講演が2つとパネルディスカッションという構成でした。そのうちの1つの講演は、元 上野動物園園長だった方の話で、「私たちはなぜ動物と暮らすのか」というもの。ものすご~くはしょって、ギュッと縮めてようやくしてみるとこんなかんじ。
動物は一生の間に、自分の敵、共生仲間など、たくさんの種の動物を見てすごす。もともと人間もたくさんの種の動物に囲まれ暮らしてきた。しかし人間は狩猟をし、牧畜をしていく過程で、コレクター(ハンター)からプロデューサー(牧畜・農耕)へ変化し、さらには自然を征服しようとしてきた。そして人間の周りには動物はいなくなった。
動物は他の動物がいて、自分というものを認知できるのではないか。人間がペットを飼うと、癒しとかいろいろな効果がいわれるけれども、本当はペットを通じて自分の姿を確認しているのではないか。
そして2つ目の講演は、「伴侶動物のウェルネスのために」というテーマ。人間とコンパニオンアニマルとの間の絆のことを「ヒューマン アニマル ボンド(HAB)」というのだそうです。主にペットの健康を獣医としてどう考えるのか、というお話でしたが、ペットが健康に生きていくために必要なのはいわゆる「医療」だけではない。どんな環境があって、私たちはどう、一緒に暮らしていくのがいいのか。社会として共生していけばいいのか、というお話でした。
うまく伝わらないのですが・・・
動物と一緒に暮らしていることが、人間にとってどれだけ大切な役割をしているのか、私たちは動物に「与えている」と思っていることが多いけれども、本当は知らないうちにたくさんの何か(something)を与えてもらっていること、そんなことを思う講演でした。
かのんと暮らし始めてはや2年。最初は絆すら築けなくて、かのんにきらわれちゃったりもして、落ち込んだこともありましたが・・・おかげさまで今は仲良しです。そして、かのんのいない生活なんて考えられません。やっぱり、私も、見えない何かかもしれないけど、たくさんのものを日々かのんからもらっているのですね。大切なパートナーとして、そんなかのんのことを裏切ることのないよう、大切な日々をすごしていきたいと思います。
by kanon_neko
| 2005-09-21 01:33
| ┣動物の知識