2005年 09月 26日
いつか迎えるその日のために ~ペットの供養のこと~ |
今日は、ペットオーナーなら、いつかは立ち会わなければならないこと、動物の埋葬のことについて書こうと思います。
実家にいるシェルティー(15歳 ♀)は慢性の腎炎です。症状もだいぶ進行し、いつどうなってもおかしくないんだな、そんなことを考えるようになりました。もちろん、長生きしてくれることが一番うれしいのですが、いつかは迎えなければならないそのときのため、ペットの葬儀やお墓のことを調べることになりました。
実家があるのは相模原市です。周辺にどんな施設があるか調べ、気になるところ4箇所をチョイスして実際に行ってみました。(施設名はここでは割愛します)その結果、だいたいどこも同じような流れで埋葬を行っている、ということがわかりました。
◆火葬について
大きく3つに分けることができます。
<合同火葬→合同埋葬>
何匹かのペットを合同で火葬し、お骨にしたあと、供養塔へ埋葬し、合祀します。
この場合、別々にお骨上げすることなく、まとめて埋葬します。
(施設への引渡しが、ペットとの最後のお別れになります。)
<一任個別火葬>
施設に任せて火葬してもらい、施設の担当者が個別に骨壷にお骨を納め、ペットオーナーへ渡します。その後は納骨堂に安置する、自宅につれて帰る、合祀する、お墓をもって埋葬するなど、オーナーの意向によってお骨を管理または埋葬します。
(施設への引渡しがペットとのお別れになりますが、お骨として返納されます。)
<立会個別火葬>
火葬炉の前でペットとお別れをし、火葬したあと、オーナーがお骨上げをします。その後は一任個別火葬と同様、オーナーの意向によってお骨を管理または埋葬します。(人間の火葬と一番近い形です)
今はハムスターや小鳥・爬虫類などのペットでも、お骨上げを希望される方もいるということで、火葬する方もとても苦労なさっているようです。(小さなペットは、少しの火力の違いでお骨が残らないので。)
◆供養・埋葬について
供養の方法はだいたい以下のとおりです。
またどこの施設でも年に数回、彼岸供養祭などの供養を行っているようです。
・合祀する
・(49日までなどの)短期間を自宅で供養したあと合祀する
・納骨堂に安置する →のちに合祀する
・自宅で供養する
・お墓を買い納骨し、永大供養する
◆施設の特徴
今回行った4施設はだいたい代表的なタイプのものになると思いますので
簡単に感想を書きたいと思います。
<おしゃれな施設(納骨堂・火葬炉)、見晴らしのよい墓地(合祀塔もある)>
納骨堂の建物もおしゃれで、係りの人の応対も丁寧で、とても好感のもてる施設でした。
見晴らしのよいところに合祀塔があり、ここなら安心してペットが休むことができるだろうな、
一緒に散歩にきたら喜ぶだろうな、というような素敵な場所でした。
ただし、合同火葬の場合は、ペットの数が集まるまで最大5日保管する、合祀するときの
埋葬に立ち会えないなど、事務的な部分もありました。
<お寺の墓地に併設(墓地はなし、納骨・合祀のみ)>
合同火葬の場合でも翌日には必ず火葬する、月に一度はお寺の住職さんがペットのための
読経をしている、過去帳に名前を残すなど、仏様への心遣いを感じました。
仏様を供養するには最適の場所だと思いました。
納骨堂などは決して広くはないし、見晴らしとかは特別いいということはありません。
<簡易火葬炉と簡易納骨堂、合祀塔がある>
施設としては本当に簡単なもので、火葬後自宅で供養されるかたが多い、ということでした。
合祀塔は敷地内に義務的にある感じで、ちょっとな・・・と思いました。
火葬だけが目的であれば、費用もそれほど高くなく、手ごろだな、と思いました。
<巨大霊園(になる予定)>
まだ建設中でしたが、完成したら日本で3番目の規模のペット霊園になるということで、
分譲するためのペット墓地を建設中でした。(今は仮設の建物と第一次分譲した部分のみ)
ペットのためにお墓を持って埋葬したい、という方には最適だと思います。
うわさによると、自宅の前で火葬してくれるサービスもあるらしいのですが・・・
どうなんでしょう?確認できませんでした。
納骨堂で供養している場合でも、お彼岸やお正月には自宅につれて帰り一緒に過ごす、ということもできるようですし、そうしている方が多い、ということでした。でも、一度つれて帰るとなかなか納骨堂へ安置しにこれなくなる(寂しいので)という方もいらっしゃるとのこと。
---
実家のわんこにはもちろん長生きしてもらいたいけど・・・
お別れの時がきたらお寺さんにお願いしよう、ということになりました。
きれいな施設もたくさんあったし、仲良く暮らしてきたペットと身近で一緒にいたい、という気持ちもありますが、私たち家族は、仏様を見送ることを大切にしよう、ということになりました。
かのんがもしも・・・っていうことはまだまだ考えたくないことですが、もしお別れのときがきたら私はどうするのだろう。でも、こうして一通り見て回り、いろいろな見送り方をみることができて、とても勉強になりました。
実家にいるシェルティー(15歳 ♀)は慢性の腎炎です。症状もだいぶ進行し、いつどうなってもおかしくないんだな、そんなことを考えるようになりました。もちろん、長生きしてくれることが一番うれしいのですが、いつかは迎えなければならないそのときのため、ペットの葬儀やお墓のことを調べることになりました。
実家があるのは相模原市です。周辺にどんな施設があるか調べ、気になるところ4箇所をチョイスして実際に行ってみました。(施設名はここでは割愛します)その結果、だいたいどこも同じような流れで埋葬を行っている、ということがわかりました。
◆火葬について
大きく3つに分けることができます。
<合同火葬→合同埋葬>
何匹かのペットを合同で火葬し、お骨にしたあと、供養塔へ埋葬し、合祀します。
この場合、別々にお骨上げすることなく、まとめて埋葬します。
(施設への引渡しが、ペットとの最後のお別れになります。)
<一任個別火葬>
施設に任せて火葬してもらい、施設の担当者が個別に骨壷にお骨を納め、ペットオーナーへ渡します。その後は納骨堂に安置する、自宅につれて帰る、合祀する、お墓をもって埋葬するなど、オーナーの意向によってお骨を管理または埋葬します。
(施設への引渡しがペットとのお別れになりますが、お骨として返納されます。)
<立会個別火葬>
火葬炉の前でペットとお別れをし、火葬したあと、オーナーがお骨上げをします。その後は一任個別火葬と同様、オーナーの意向によってお骨を管理または埋葬します。(人間の火葬と一番近い形です)
今はハムスターや小鳥・爬虫類などのペットでも、お骨上げを希望される方もいるということで、火葬する方もとても苦労なさっているようです。(小さなペットは、少しの火力の違いでお骨が残らないので。)
◆供養・埋葬について
供養の方法はだいたい以下のとおりです。
またどこの施設でも年に数回、彼岸供養祭などの供養を行っているようです。
・合祀する
・(49日までなどの)短期間を自宅で供養したあと合祀する
・納骨堂に安置する →のちに合祀する
・自宅で供養する
・お墓を買い納骨し、永大供養する
◆施設の特徴
今回行った4施設はだいたい代表的なタイプのものになると思いますので
簡単に感想を書きたいと思います。
<おしゃれな施設(納骨堂・火葬炉)、見晴らしのよい墓地(合祀塔もある)>
納骨堂の建物もおしゃれで、係りの人の応対も丁寧で、とても好感のもてる施設でした。
見晴らしのよいところに合祀塔があり、ここなら安心してペットが休むことができるだろうな、
一緒に散歩にきたら喜ぶだろうな、というような素敵な場所でした。
ただし、合同火葬の場合は、ペットの数が集まるまで最大5日保管する、合祀するときの
埋葬に立ち会えないなど、事務的な部分もありました。
<お寺の墓地に併設(墓地はなし、納骨・合祀のみ)>
合同火葬の場合でも翌日には必ず火葬する、月に一度はお寺の住職さんがペットのための
読経をしている、過去帳に名前を残すなど、仏様への心遣いを感じました。
仏様を供養するには最適の場所だと思いました。
納骨堂などは決して広くはないし、見晴らしとかは特別いいということはありません。
<簡易火葬炉と簡易納骨堂、合祀塔がある>
施設としては本当に簡単なもので、火葬後自宅で供養されるかたが多い、ということでした。
合祀塔は敷地内に義務的にある感じで、ちょっとな・・・と思いました。
火葬だけが目的であれば、費用もそれほど高くなく、手ごろだな、と思いました。
<巨大霊園(になる予定)>
まだ建設中でしたが、完成したら日本で3番目の規模のペット霊園になるということで、
分譲するためのペット墓地を建設中でした。(今は仮設の建物と第一次分譲した部分のみ)
ペットのためにお墓を持って埋葬したい、という方には最適だと思います。
うわさによると、自宅の前で火葬してくれるサービスもあるらしいのですが・・・
どうなんでしょう?確認できませんでした。
納骨堂で供養している場合でも、お彼岸やお正月には自宅につれて帰り一緒に過ごす、ということもできるようですし、そうしている方が多い、ということでした。でも、一度つれて帰るとなかなか納骨堂へ安置しにこれなくなる(寂しいので)という方もいらっしゃるとのこと。
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実家のわんこにはもちろん長生きしてもらいたいけど・・・
お別れの時がきたらお寺さんにお願いしよう、ということになりました。
きれいな施設もたくさんあったし、仲良く暮らしてきたペットと身近で一緒にいたい、という気持ちもありますが、私たち家族は、仏様を見送ることを大切にしよう、ということになりました。
かのんがもしも・・・っていうことはまだまだ考えたくないことですが、もしお別れのときがきたら私はどうするのだろう。でも、こうして一通り見て回り、いろいろな見送り方をみることができて、とても勉強になりました。
by kanon_neko
| 2005-09-26 00:46
| ┣動物の知識